2017年06月25日
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理科大を開校した人は誰なのか?

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東京理科大学の現学長は藤嶋昭学長です。

東京理科大学は1949年に設立されました。

そしてその前身の東京物理学校を創立した人物をご存知ですか?

過去に東京物理学校創立者に関する情報をTwitterで見かけて、調べてみました。

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1881年に設立された東京物理学校

東京物理学校は1881年9月に設立されました。

ちなみに1881年6月13日に設立広告が出されたため、この日を東京理科大学創立記念日と設定しています。この時の広告は夜間学校の広告であり、現在の理学部二部にあたります。

東京物理学校は東京大学を卒業したばかりの寺尾寿という人物が中心となり、21名で開校されました。

当初は東京職工学校という現在の東京工業大学受験を目指す学生が集っていたそうです。これは大学院予備校と呼ばれる現在のルーツなのかもしれません。

1903年からは教員免許を学生に与えられることが可能になり、多くの教員を輩出するようになりました。

1949年に東京理科大学の設置が認められ、1951年に東京物理学校最後の卒業式が行われました。

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神楽坂キャンパスにある近代科学資料館は東京物理学校の校舎を模して建てられています。

寺尾寿とは

1855年11月4日に福岡県で生まれ、現在の修猷館高校を卒業後、なんと東京外国語学校(現在の東京外国語大学)に入学し、フランス語を修めています。

なぜ理科大創立者が外大に?!って感じですよね。

その後東京大学の前身である開成学校に入学し、物理学を専攻しつつ、天文学を学び大学を卒業。

パリに留学して数学と天体力学を学び、日本に帰国後東京物理学校を創立したそうです。

つまり、、、

フランス語を最初に大学で学んだ後に物理学・天文学・数学・天体力学を更に学んだとのこと。

どんだけ凄いんだ?!って話ですよね。

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当初入学は簡単だった

当時の東京物理学校の入学条件は、「14歳以上 にして略々算術を解し、且筆記に差し支えなきを要す」者であることでした。

入学金は現在の金額で2万円。

授業料も年間2万円前後でした。

今より入学は簡単!

と思ってしまいますよね。

しかし、入学だけ簡単だってみたいです。。。

卒業の難しさが異常だった

1890年の卒業生は入学時の309名に対して11名。

実に卒業率は3.6%!!

現在の理科大の留年率の高さは当時の伝統を受け継いでいるということです。

それにしても卒業立3.6%だと、現代の留年率なんて可愛いもんですね。

まとめ

留年で有名な理科大の前身である東京物理学校。その創立者、実は東京外大で最初に学んだ後に東大に入り直すという変わった人で、設立当時の厳しさが今も受け継がれているという結果でした。

社会から評価されることはうれしいですけど、それでもやっぱり留年は嫌ですよね。

まあ、それでも3.6%しか卒業できなかった当時よりはまだマシか。。。

とにもかくにも理科大の伝統はこれからも大切に受け継がないといけませんね!

参照

https://www.tus.ac.jp/ijikai/history.html

https://www.tus.ac.jp/documents/pdf/h22/wp22_03.pdf

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